momose(モモセ)は長野は松本に拠点を置き、高品位なベース、ギターを生産するディバイザーのブランドです。
特にトラディショナルな方向性を持ちながら、現代の音楽シーンにフィットさせたデザインは高く評価されます。
この美しいMJ・FIVEは2021年11月の”Deviser One Day Guitar Show 2021”にて発表された、Premium Collectionの逸品。
生産本数わずか1本スペシャルモデルです。
MJ・FIVEはジャズベースをモチーフとしたモデルで、細部にはよりプレイヤビリティを高めるための工夫がされています。
例えばフレットは足を少し指板よりも内側に入れることで木材が痩せたときにバリが出てしまう現象を抑え、ジョイントプレートは埋め込むことで演奏時の違和感を少なくしています。
そんなMJ・FIVEを24フレットモデルとして細部を最適化したのがこの、MJ・FIVE MVモデルです。
フレット数の変更のためにデザインは1から起こし直し、24フレットでありながらもトラッドな印象を残すシェイプに仕上げられました。
ボディに使われているのは極上の和材、トチ(栃)のトップグレード品であるフレイムトチです。
フレイムメイプルよりも比較的幅と深さが大きく出るのがフレイムトチの特徴。
さらに、本モデルに使われたトチはフレイムに加えてキルトっぽい杢も入った複雑な表情を持ちます。
これをさらに際立たせるために、ピックガードはアクリルを素材として特殊な加工が施されています。
ボディバックにはアフリカンマホガニーが、贅沢に張り合わせなしのワンピースで使用されています。
本モデルが持つ豊満なローエンドはこのボディの特徴が大きく寄与しているのではないかと思います。
ネックにはサーモメイプルを採用。
日本のSagoが楽器分野で実用化したサーモウッドは、元はサウナの建築材としてフィンランドで使われていたそうです。
高温多湿に耐性のある木材として重宝されるサーモウッド、楽器用としても有用であることはSadowsky、Suhrといった一流メーカーが採用していることからも明白です。
サーモウッドはその加工によって一定数が廃棄となってしまうそうです。
おそらく、将来的に反りが出てしまうものもここで弾かれることになるでしょう。
ピックアップにはMOJOTONE製のPUを採用。
このブランドはアメリカでハンドワウンドで丁寧に質の高いピックアップを製造しており、多くのブティックブランドで採用されています。
ホットな出力と、適度なコンプ感のあるサウンドに感じます。
リアPUの位置がリア寄り(70's)ということもあり、比較的タイト目なレスポンス感。
低域から高域までバランス良く、JBらしいサウンドに仕上げられているのはメーカーの高いデザイン能力があるからでしょう。
限定生産のスペシャルなモデルに相応しいルックスとサウンドをぜひ、手に入れてください。
【新品】
●SPEC
Body Top:Flame Tochi 2P
Body:African Mahogany 1P
Neck:Thermo Quartersawn Maple
Fingerboard:Ebony
Nut:High Density Bone(水牛骨)
Bridge:GOTOH/404-BO5
Machineheads:GOTOH/GB11W
Fret:Jescar/Evolution Gold
Pickups:Mojotone/Classic 5String Jazz Bass
Controls:2Vol,1Tone
Scale:34inch
Width at Nut:46mm
Fingerboard Radius:400R
Finish:Top Lacquer
Strings:Elixir/NANOWEB (45-130)
Accessories:プロテクトケース、保証書、レンチ
メーカー保証つき
文章:嵯峨駿介
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