Lollar Pickupsはアメリカのピックアップブランドです。
その実力は世界的に高く評価されており、特に50万円から120万円ほどの価格帯を得意とするギターブランドで多く採用されています。
また、Kevin Nolan、Steve Stout、渡辺香津美といった一流のアーティストに支持されており、ビルダーとプレイヤー、両方から高く評価されていることが伺えます。
彼らにはドイツのギターショーで出会いました。
以前からそのクオリティの高さは知っていたのですが、その人柄も素敵でした。
ピックアップについて多くのこと(趣味レベルですが)を質問しましたが、どれにも的確に、丁寧にお答えいただきました。
とてもロジカルな返答で、クオリティの高さにとても納得しました。
創業者であるJason Lollarは元々ギター制作を学んでおり、アーチトップやエレキギターなど、さまざまなスタイルに精通しています。
ピックアップに関する著作が多く、彼の本は多くのギタービルダーに影響を与えました。
本モデルは1970年代の仕様を意識した、5弦JB用のピックアップです。
1970年代のJBはブリッジピックアップの位置が異なりました。
そのようなサウンドを再現することを目指したのがこれです。
ノーマルのモデルよりもより強いローエンド〜ミドルを持ちます。
しかしながら、とても明瞭なアタック感を持ち合わせています。
そうしたキャラクターの上で、アンサンブルに溶け込むようなナチュラルでJBらしい質感を保っています。
ブリッジPUの巻き数が比較的多めに設定されている点も見逃せませんね。
単体で使用した際のバリッとした強さはより強調される結果になります。
ポールピースの高さは指板Rに合わせて調整されており、各弦に対して最適な間隔にデザインされています。
これによって、弦による音量バランスの改善を目指しています。
ポールピースがフラットだと、特に多弦ベースにおいては両端の弦の音量だけが大きくなってしまうことがあります。
これは大きな問題で、実際にベーシストたちが悩んでいるポイントです。
単純に1970年代っぽい、というよりもよりホットな質感が欲しい方にはおすすめ。
5弦JB用のピックアップでありがちな、高音域のロストや音量バランスの悪さ(3,4弦の音量の小ささ)が気になる方にはぜひ試して頂きたいです名品です。
平均抵抗値:Neck 9.0k, Bridge 12.3K
おすすめのポット抵抗値:1meg volume, 250k tone
おすすめのコンデンサー容量:0.047mF
文章:嵯峨駿介
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