Ashdown（アッシュダウン）は長い歴史を持つイギリスのアンプブランドです。
ルーツをTrace Elliotにもち、より高品質でより良い価格の実現を目指しています。
Pink FloydやBlack Sabbath、Foo Fighters、The Who、といったアーティストがAshdownを愛用していることで知られています。
こちらはBlack SabbathのベーシストGeezer Butlerのシグネイチャーベース用ヘッドアンプです。
シグネイチャーモデルではありますが、実際のところそのサウンドと多様なコントロールからプロフェッショナルを志す全てのベーシストに自信をもっておすすめする逸品です。
一般的にベースアンプには3バンドのイコライザーが搭載されますが、こちらには9バンドのイコライザーを搭載しています。
通常ではありえないレベルで細かな調整が可能なのは、言うまでもなく魅力的です。
ASHDOWNならではのサブハーモニックジェネレータはもちろん備わっています。
単純なオクターバーというよりは、トーンをぶ厚くするためのエフェクトに感じます。
特徴的なコントロールのひとつが、DOOMですね。
これはGeezer Butlerのために作られたもので、真空管（12AX7）を使用したディストーションです。
深く歪むのに図太く、パワフル。最高です。
専用のフットスイッチ（ASHDOWN FS-4）によって、DOOM, EQはオンオフが可能です。（EQはスライダー部分のみがON/OFFされます）
入力と出力にはそれぞれメーターがついており、目視で信号の大きさを確認できます。
これは音作りに非常に役に立ちます。
入出力端子が豊富ですが、中でもSLAVE INPUT, ISOLATED INSTRUMENT OUTPUTSは特徴的ですね。
これらは1つの信号を複数のヘッドアンプで使いたい時に利用します。
大きなステージをこなすGeezer Butlerだからこその仕様だと言えるかもしれません。
サウンドはまるでフルチューブの重くて大きなアンプのように広大で、パワフル。
適度にアンプらしく心地よさがありますが、変な癖はなくナチュラルに感じます。
最高のベースアンプです。
全てのベーシストにぜひ一度試していただきたいと思います。
【こちらは長期保管されたアウトレット品です。筐体に傷・ラックイヤーに歪みがあります。】
〇SPECS
パワー出力：600W RMS
スピーカー出力端子：2 x Jack/スピコンアウトプット
スピーカー出力インピーダンス：4Ω
周波数特性：-3dB＠17Hz to 30kHz
入力インピーダンス：(Hi)3.9MΩ(150mV)
入力インピーダンス：(Low)10kΩ(300mV - 40V p-p)
ライン入力インピーダンス：22kΩ(0dBu)
DI出力インピーダンス：600Ω(0dBu)
チューナー出力インピーダンス：22kΩ(0dBu)
SENDインピーダンス：22kΩ(0dBu)
Returnインピーダンス：22kΩ(0dBu)
サイズ：H155 x W474 x D320mm
重量：13kg
消費電力：700W
文章：嵯峨駿介
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海外向けの発送にも対応します。
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