Capurso Guitarsはイタリアを拠点にハンドメイドで高品質なベースを製造するハイブランドです。
日本ではベーシストの高橋佳輝さんなどが愛用したことで知られます。
ビルダーのAndrea Capursoが手がける楽器は共通して伝統的であり、実験的であり、そして音楽的。
輝くコンセプトを堅実なスキルで楽器という形に仕上げます。
本モデルはシングルカットの美しいボディを持つGeorgiusというモデルです。
ボディバックにはアッシュ、ローズウッドの薄い板を挟みトップにはポプラバールを採用。
独特なシースルーカラーで仕上げられており、美しいルックスに仕上がっています。
塗料はラッカーです。
ネックはローズウッドとアッシュの5P。
指板にはすっと目の通ったインディアンローズウッドを使用します。
重量3.965kgと非常に軽量ですが、これはチェンバードではなく単に良質な木材を使用していることが理由です。
彼らは多くのモデルでアッシュをネックに使いますが、そのセンスは頭ひとつ抜けた印象。
アッシュネックを体感したことがない方にはぜひ、Capursoのネックを試していただきたいです。
驚きがあるはずです。
ピックアップにはイタリアのMAMA Pickupsのデュアルコイルタイプを採用。
アコースティックな部分で既にバランスに優れた弦振動がデザインされており、PUはクリアに出力するだけ。
実に美しいデザインです。
プリアンプはイタリアのXander Electronics製3バンドEQ。
ブリッジはHipshot Style B Alumi, ペグは同じくHipshotのUltraliteです。
サウンドはゴツく、レンジが広く、そしてスムース。
音の出始めが見えるアタック感が特徴的で、速いパッセージを得意とするベーシストの方にはぜひ一度お試し頂きたい逸品です。
ヨーロッパのブランドは少しずつ北米のニュアンスを採り入れ始め、ともするとそれはコモディティ化と言えてしまうかもしれません。
しかし、Capursoはそのような流れには乗り切らず、あくまで独自路線。
その中で端正なバランスを作り上げ、現代の音楽シーンにおいて世界的に高く評価されています。
まずはぜひ、お試しください。おすすめです。
Body: ash
Top: poplar burl with rosewood line
Neck: 3 pieces of ash with rosewood line
Fretboard: Indian rosewood
Dots: abalone 6mm
Nut: bone 45mm
Scale: 34”
Truss rod: double action with carbon fiber reinforcement
Neck profile: ogival 20mm - 21mm
Radius: 16”
Frets: 6230
Pickup: MAMA double versa splittable
Preamp: Xander bassotto 3 band preamp with passive tone, active-passive selector
Bridge: Hipshot style B-alluminium
Spacing: 19mm
Tuners: hipshot ultralight
Knobs: alluminium
Finishing: open pore nitrolacquer
付属品 ：ハードケース、保証書
文章：嵯峨駿介
検品担当 : 篠原
メーカー保証付き
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