Ashdown（アッシュダウン）は長い歴史を持つイギリスのアンプブランドです。
ルーツをTrace Elliotにもち、より高品質でより良い価格の実現を目指しています。
Pink FloydやBlack Sabbath、Foo Fighters、The Who、といったアーティストがAshdownを愛用していることで知られています。
この度弊社が輸入代理店となり、多くの製品を展開していくことになりました。
実は彼らはエフェクターの製造においても高い評価を得ており、今回最初の取引としてラインナップのほとんどを取り寄せました。
彼らのエフェクターは多くのミュージシャンに愛用されています。
John Myung（Dream Theater）、Stuart Zender（Jamiroquai）といったミュージシャンはAshdownエフェクターの愛好家として知られます。
本モデルは真空管（12AX7）を内蔵したプリアンプ/オーバードライブです。
これは彼らのベースアンプヘッドを元にしてデザインされています。
プリアンプセクションには5バンドのEQとSHAPEスイッチを搭載します。
EQはそれぞれ100Hz、340Hz、680Hz、1.6KHz、7KhZを中心周波数としており、かなり細かくサウンドを作りこめます。
SHAPEスイッチはミドルレンジを凹ませて、所謂ドンシャリサウンドを作ります。
基本的なサウンドはクリーンでスピード感がある、まさにクリスタルサウンド。
その上でVALVE DRIVEセクションで歪ませるからこそ、クオリティの高いドライブサウンドが得られます。
このドライブはベースらしくマッシブで、サウンドが散らずに端正にまとまる印象。
アンサンブルの中で使いやすい印象を受けます。
ものによっては腰高になってしまって、アンサンブルの中では使えないドライブペダルもありますが、こちらに関しては心配がありません。
VALVE DRIVEはフットスイッチによってオンオフの切り替えが可能です。
SHOWTIMEと呼ばれるスイッチはミュートボンタンとして機能します。
これらはLEDの点灯によって状態を認識できます。
LINK OUTという端子からは楽器レベルの信号が出力され、これはミュート時においても出力され続けます。
チューナーの接続を想定したものです。
DIアウトを搭載しており、これはシステムの根幹としての役割を担うことを前提としているからです。
また、ヘッドフォンでの練習も想定しているためにPHONES端子、LINEIN端子を搭載します。
真空管の扱いやEQのデザインの真のプロフェッショナルであるAshdownが作る意味を感じる、高品質なプリアンプです。
ぜひ一度、お試しください。
●SPECS
Power Requirement - 15-18v External Power Supply Centre Pin Negative
EQ - 5-band EQ, bass, low-mid, middle, hi-mid and treble
Distortion - 12AX7 powered Valve Drive
H x W x D (mm) - 62 (inc 6mm feet) x 183 x 118
Weight (kg) - 1.4
文章：嵯峨駿介
検品担当 : 嵯峨駿介
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