ESP STREAM-CTM

近年発表されたESPのオリジナルモデル。美しいウッドワークによって形作られたボディシェイプは文字通り流れる川のよう。

ボディトップには5Aクラスのフレイムメイプル、バックにはホワイトアッシュを採用。ホワイトアッシュは一般的に重量が重い印象がありますが本機は4.41kg、4弦ベースとしては標準的な範囲に収められています。

良質なホンジュラスローズウッドを指板に配し、それに合わせるネックはメイプル、ウォルナット、パドゥクをラミネートした7ピースネック。ジェスカーフレットを使った細かい点についての仕上げの美しさはもはや説明不要かもしれませんが、高品位です。

ペグはHIPSHOT Ultralite、ブリッジは同社のStyle A Brassを採用。プレイヤビリティ、サウンド、そのどちらにも配慮されたチョイスですね。国産ベースの多くはゴトーパーツをメインのハードウェアに使うことが多くありますが、現在の世界的な流行を取り入れた今回のデザインは個人的には好印象を受けます。

ピックアップはEMG 35P4と35J、プリアンプには同社のBTCを搭載。当然ながらノイズは非常に低レベルで、サウンドはクリア。

見た目とは裏腹に、サウンドは素直でまとまりがあります。フロントピックアップはフルレンジながらも強いローのプッシュ感を持ち、リアを混ぜていくと少しずつミドルレンジがスウィープされて明瞭なローエンドに変化しながらプレゼンス成分が増えます。このポジションでのスラッピングの抜け方は非常に優れており、またこの手のベースにありがちな「緩さがないためにサウンドが固すぎる」ということもありません。よくデザインされていますね。リアピックアップではフルスピードなレスポンスを感じられ、少しベースをブーストすると十分にアンサンブルの中で使えるサウンドが得られます。

フレットは95%、ロッドは全く問題無し、ネックコンディションは良好です。

わずかなスクラッチ傷はあるものの、全体に目立つ傷はない超美品。ジャズベースのようなアタック、レスポンスをサウンドに求めながらも特徴的なルックスを欲しているミュージシャンには特にオススメしたい1本。非常にハイレベル、ハイセンスです。

ESPギグバッグ付き。
3ヶ月保証つき。

文章:嵯峨駿介
販売価格 160,000円(税込)